INTERVIEW

公務員を飛び出してつかんだものとは?
新天地で叶えたやりがいと両立の形

O.K.

2025年中途入社

技術職(土木) | 西日本施設部施設四課 | 大阪

MY DAY 1日のスケジュール

  • 9:00 出社、メール確認
  • 9:30 外出
  • 10:30 お客様と打ち合わせ
  • 14:00 外で昼食後帰社、社内打ち合わせ
  • 15:00 予算調整、検討書作成
  • 17:30 退社 まっすぐ帰って子育てモードに切り替え

ABOUT

技術士の資格取得をきっかけに視野が広がり、「もっと主体的に仕事に向き合いたい」という思いが強まったO。その先に見据えたのが、公務員から民間企業への転職だった。
「とんでもなく勇気がいった」と振り返る大きな決断を経て、現在は下水道施設の土木設計を担当。自ら考え、形にしていく仕事に手応えを感じながら、子育てとの両立にも取り組んでいる。
環境を変えることでOが手にしたもの、そして見えてきた景色とは――。

OECで見つけた、
私のやりがい

お客様から信頼していただけたと感じる瞬間に、大きなやりがいや達成感を得られます。
下水処理場撤去の基本設計に携わった際、納品時にお客様から評価や期待の言葉をいただき、自分たちの仕事がしっかりと信頼につながったことを実感できました。転職して初めて担当した仕事ということもあり、この経験は私のなかで強く印象に残っています。

JOB 仕事内容について

Q.下水道施設の設計とは

お客様と協議を重ねながら、
最適な設計を形にする

下水道施設の施設設計は、まず発注者の仕様書を確認し、初回協議で業務の目的や前提条件を整理するところから始まります。その後、お客様の意向を確認しながら現地調査を行い、現場の条件を踏まえて検討を進めていきます。中間協議では検討内容についてお客様とすり合わせを行い、協議事項を決定します。その内容を反映して成果品をまとめ、最終協議で提出して完成検査を経て業務が完了する、というのが大まかな流れです。

 

Q.現地調査の内容

図面だけではわからない設備配置を、
現地で正確に把握

たとえば下水処理場の撤去に関する基本設計では、実際に現地へ赴き、竣工図と実際の施設形状に相違がないかを確認しました。また、設計時に現場の状況を正確に把握できるよう、360度カメラを用いた現地の撮影も行いました。図面を見ただけではわからない設備の配置をはじめ、周辺状況までしっかりと把握するようにしています。

Q.技術士の資格が役立つ場面

資格取得に向けた学びが、
知識と論理的思考力を養った

技術士の資格が直接役に立ったと実感できる場面は、正直なところまだありません。ですが、資格取得に向けた学習を通じて得た知識や、文章を整理しながら考える力は、日々の業務のなかでも確かに活きていると感じています。

CAREER キャリアについて

Q.公務員時代の仕事内容

設計から現場監督、委託発注まで
幅広く経験

前職では、まず小規模な管きょ工事の設計から積算、現場監督を経験しました。具体的には汚水管の延伸や雨水管の布設、管更生などです。その後は設計部署へ移り、建設コンサルタントに設計業務を委託発注しながら、工事の設計書作成に関わる業務を担当していました。管きょと施設の両方に幅広く携わることができ、ポンプ場の築造などに向けた監督業務も経験しました。

Q.前職と現在の仕事内容の違い

方針を決める立場から、
解決策を提案する立場へ

地方自治体では、設計業務そのものは建設コンサルタントへ委託することが多く、どのような内容で業務を依頼するかを整理し、進捗に応じて判断を下すことが主な役割でした。一方でOECでは、自治体が抱える課題を自ら整理・検討し、そのうえでお客様に判断していただくための解決策を提案することが求められます。より主体的に考え、形にしていく仕事だと感じていて、その作業に楽しさを感じる瞬間がたくさんあります。

Q.技術士を取得した経緯と、取得後に実感したこと

きっかけは知識を深めるため。
結果的に視野が広がった

前職でゼネコンやコンサルタントの方と一緒に仕事を進めるなかで、自分の技術的な知識が足りず、どこか対等に話せていない感覚がありました。この知識面での差を埋めたいと思ったことが、技術士を目指したきっかけです。取得後は、技術士として見られる以上、資格に恥じないようにと少し身が引き締まりました。同時に、せっかくここまで勉強して取得した資格なのだから、もっと視野を広げていきたいという思いも強くなりました。それが結果的に、民間企業への転職にもつながったのだと思います。

Q.資格取得が転職へとつながったきっかけ

新しい環境で挑戦したいという思いが
強くなった

技術士の勉強を通して、少し視野が広がった感覚がありました。勉強を進めるなかで、もっと外の世界も見てみたいという気持ちが強くなり、新しい環境で経験を積んでみたいと思うようになったのがきっかけです。

LIFE
STYLE
働き方やライフスタイルについて

Q.公務員時代との働き方の違い

主体的にかじ取りができる面白さと、
柔軟な働き方

公務員時代は、基本的に上司の決裁を得ながら業務を進める場面が多くありました。今は主担当業務において自ら進捗管理を行い、自分でかじ取りをしながら主体的に動ける点に面白さを感じています。働き方の面では、出張が増えたことが大きな変化です。場所を問わず仕事ができる環境が整っているため、自宅や空港、宿泊先でも作業や会議への参加ができ、働き方の自由度は大きく上がったと感じています。さらに水コンサルタントという立場になったことで、上下水道分野のなかでも幅広い業務に携わるチャンスがあることにも変化を感じています。

Q.家庭と仕事の両立やプライベートとのバランス

時差出勤や在宅勤務を活用し、
無理なく両立

妻の仕事が遅くなる日は、時差出勤や在宅勤務を活用して、子どもの保育所の送迎や食事の準備をしています。それぞれの事情に合わせて制度をうまく使える環境があるので、家庭と仕事を両立しやすいと感じています。

Q.OECに入社してよかったと感じる瞬間

子育て世代への理解と、
いつでも相談できる温かい社風

子育て世代への理解がある風土だと感じます。私もまだ子どもが小さいので、その点は働きやすさにつながっています。また、社内の雰囲気もよく、周囲に相談しやすい環境があることも、入社してよかったと感じる点です。

Q.職場の雰囲気や人間関係

部門や課を超えて、
チーム全体で支えあう風土

職場はいい雰囲気で、人間関係も良好だと感じています。誰か一人に課題を押し付けるのではなく、部門や課全体で協力しながら解決していこうという風土です。困ったときにもすぐに相談でき、チームで仕事を進める安心感があります。

FUTURE OECで描く未来とメッセージ

Q.今後のキャリアビジョン

自分の考えを持ち、
落ち着いて対応できる技術者へ

今後は上下水道分野の施設系土木技術者として、どのような業務やご相談に対しても自分の考えを持って向き合い、落ち着いて対応できる技術者になりたいと思っています。そのために、まずは一つひとつ経験を積み重ねながら、着実に成長していきたいです。

Q.技術士として将来活躍したい分野

施設設計の知見を深め、
新たな分野にも挑戦したい

これからは、経年劣化した施設の改築や更新がますます増えていくと思います。そうしたなかで、土木施設の技術者としてお客様によりよい形で施設設計を提案できるようになりたいです。また、官庁側での経験も活かし、官民連携に関連する業務にも携わっていきたいと考えています。

Q.公務員からの転職を考えている方へのメッセージ

大きな決断だからこそ、
納得できる答えを見つけてほしい

公務員から民間企業への転職は、仕事だけでなく家族や生活にも関わる大きな決断です。私自身も転職を決めるまでには、とても勇気がいりました。だからこそ、もし転職を考えているのであれば、一度立ち止まって「自分は何をやりたいのか」「これからどのようなキャリアを歩みたいのか」をじっくり考えてみてほしいと思います。その結果、転職しない選択をしたとしても、自分自身としっかり向き合った時間は決して無駄にはなりません。納得感を持って仕事に向き合うための、大切なきっかけになると思います。