MY DAY 1日のスケジュール
- 8:00 出社、メール確認、当日の優先タスクの整理
- 9:00 メール・電話でのお客様対応
- 10:00 受注や生産、事業戦略に関する管理業務
- 12:00 昼食
- 13:00 管理職ミーティング(情報共有、改善提案の議論・意思決定)
- 14:00 プロジェクト会議(進捗確認、タスク整理、技術検討)
- 15:00 来客対応
- 16:00 会議資料作成
- 18:00 退社
ABOUT
Iは新卒でOECに入社し、一人の技術者として歩み始めた。現在は取締役執行役員西日本支社長として組織運営を担う一方、管理技術者として下水道施設の設計プロジェクトにも携わり続けている。若手育成や組織づくりにも力を注ぎながら、技術と経営の両面から会社の成長を支える存在だ。
技術者として、管理職として、そして経営に携わる立場として見えてきたものとは。30年にわたりOECとともに歩んできたIに、仕事に向き合ううえで大切にしてきたことや、今後のビジョンについて聞いた。
OECで見つけた、
私のやりがい
私が仕事のやりがいを感じるのは、「若手の成長」と「組織全体の成長」を実感できる瞬間です。
たとえば、初めて担当するプロジェクトに主体的に取り組み、納品まで全力でやり遂げた若手が、その経験を糧に次の仕事へ自信を持って挑戦していく姿を見ると、とても嬉しくなります。
また、若手だけでなく、中堅やベテランを含めたメンバーがそれぞれの知識や経験を共有しながら協力し合い、組織全体として成果を生み出している状況を見たときには、個々の力を組み合わせる「チームの可能性」を実感します。
社員一人ひとりの成長が組織の成功につながる瞬間に立ち会えることが、今の私にとって何よりの喜びです。
JOB 仕事内容について
Q.管理技術者としての役割
技術とマネジメントの両面から
プロジェクトを支える
管理技術者としての役割は、技術的な専門知識を活かしながら、プロジェクト全体を円滑に進めることです。お客様との信頼関係の構築をはじめ、技術的な課題への対応やリスク管理、チームの効率的な運営の指揮まで幅広く担っています。
下水道施設の設計プロジェクトでは、「建設の時代」から「維持管理・更新・マネジメントの時代」へと移行が進んでいます。そうしたなかで、既存施設に対するストックマネジメント計画や耐震診断、耐水化計画の策定に加え、それらに基づく改築更新や耐震補強の設計に携わっています。また、下水処理場維持管理における包括的民間委託に関する発注支援や、水の官民連携(ウォーターPPP)の導入可能性調査など、事業運営に関する提案を行うことも重要な役割の一つです。
Q.多職種が関わるプロジェクトで大切にしていること
多様な専門性を束ね、
チームの力を最大化する
複数の職種が関わるプロジェクトを管理するうえで、もっとも大切にしているのは、コミュニケーションの円滑化と情報共有の徹底です。
職種ごとに専門性や視点、抱えている課題は異なります。そのため、プロジェクト全体を俯瞰しながら、それぞれの専門性を尊重しつつ、全体として最適な方向へ進めていく調整役を担うことが重要だと考えています。
また、チームワークを育むためには、関係者同士の信頼関係も欠かせません。定期的なミーティングや情報共有を通じて、全員がプロジェクトの現状や目標を正しく理解できるように心がけています。
多職種が連携しながら、効率的かつ効果的に一つの目標に向かって進んでいける。その状態をつくることが、管理技術者として大切な役割だと考えています。
Q.取締役執行役員支社長としての業務
経営方針を現場につなぎ、
組織の力へ変えていく
取締役としては、経営課題の解決に取り組み、企業価値の向上を図る責任を担っています。着任からまだ日が浅いため、現在は経営全般の状況を把握しながら、会社が抱える課題や目標を整理している段階です。経営幹部とのコミュニケーションを密に取り、長期的な成長に向けた戦略や方向性への理解も深めています。今後は、会社をよりよい方向へ導くための具体的な経営判断にも積極的に関与していきたいと考えています。
一方、執行役員支社長として求められているのは、これまでの経験を活かして経営方針を現場へ橋渡しし、実行力を最大限に発揮することです。経営方針が現場で具体的な成果に結びつくように、目標達成に向けたプロセスを推進しながら、営業と技術、技術部門同士、さらにはグループ会社との連携強化にも力を入れています。対外的には、お客様や関係者と信頼関係を構築することも重要な役割です。
社内外のさまざまな立場の人をつなぎ、よりよい成果が得られる最適解を常に模索しています。
Q.管理技術者と役員、二つの立場で感じるやりがい
現場と経営、両方の視点を持てる醍醐味
管理技術者と役員では求められる役割が異なり、それぞれに求められる責務の違いや重複部分が難しさを感じさせる場面も少なくありません。
管理技術者としては、お客様や現場とのコミュニケーションを通じて課題やニーズを把握し、最適な技術的解決策を立てる責任があります。一方で役員としては、経営全体の視点から、会社の持続的成長や戦略的な意思決定を担わなければなりません。さらに、現場で得た情報や課題を経営へフィードバックする橋渡し役としての役割も担っています。これらの役割のバランスを取ることが非常に重要であり、難しさを感じるポイントでもあります。
そのなかで大きなやりがいを感じるのは、現場と密に関わる立場だからこそ得られる気づきを経営に活かせることです。具体的な課題の解決に携われることはもちろん、現場のリアルな声を会社の方向性につなげられることには大きな価値があると感じています。また、役員として自身の経験や知見を活かしながら会社全体の成長に貢献できることも、この立場ならではのやりがいです。
どちらの立場においても誠実さを持って取り組むことで、役割を適切に果たし、相乗効果を生み出せると信じています。
Q.入社当初と現在で変わった仕事への向き合い方
視野は広がっても、仕事の軸は変わらない
入社当初は、技術士資格の取得を目標に、技術者として早く自立したいという思いで目の前の仕事に一生懸命取り組んでいました。
施設業務では、複数の職種と連携する機会が多くあります。そのため、専門分野や世代の異なる技術者とのコミュニケーションを大切にしながら、柔軟な協調性を持って仕事に向き合ってきました。
その後、技術士を取得し、管理技術者や管理職を経験するなかで、求められる役割も少しずつ変化していきました。特に部署異動によって新しい環境を経験できたことは、自分の専門性や強みを多角的に捉えるきっかけになったと感じています。
技術者から管理職、そして経営側の立場へと視野や知見は広がりましたが、目の前の課題に真摯に向き合い、周囲と協力しながらよりよい成果を目指す姿勢は、入社当時から変わっていません。
Q.後輩や若手社員の育成で大切にしていること
不安を乗り越えることで成長する、
自信になる
仕事に取り組むなかでは、誰もがその時々で不安や悩みを抱えるものです。私は、その不安を一つずつ解決していく経験の積み重ねが、自信や周囲からの信頼につながると考えています。そして、このプロセスを繰り返すことで、毎年少しずつ成長を実感できるようになると思っています。
もちろん、すべての問題を一人で解決できるわけではありません。周囲からの支えやアドバイスを受けながら、お互いに助け合って前に進むことも大切です。不安や課題を乗り越える過程で感じる苦労や、ときにはストレスも、その先にある達成感を得るために欠かせないものだと考えています。
後輩や若手社員の育成において私が大切にしているのは、彼らが不安を解決し、それが自信へとつながるプロセスをしっかり支援することです。そのため、ただ結果を求めるのではなく、困難に立ち向かうための環境やアドバイスを提供し、問題解決に挑戦できる機会を積極的に与えるよう心がけています。
そして、後輩や若手社員が少しずつ自分の力で成長し、達成感を味わえる瞬間を増やしていきたいと考えています。
CAREER キャリアについて
Q.入社当時のOECの様子と、入社を決めた理由
先輩や上司に支えられながら
歩み始めたキャリア
入社当時のOECは、働き方改革が進む前の時代で、書類に囲まれた固定席での業務や、残業が美徳とされるような雰囲気が残っていました。一方で、上司や先輩は豊富な知識と経験を持ち、こちらから積極的に聞きに行けば何でも丁寧に教えてくれる方が多かったことを覚えています。また、社内の親睦イベントや飲み会は豪快さがあり、距離感を縮めるきっかけとしての役割も果たしていたと思います。
入社のきっかけは、大学教授からの推薦でした。内定をいただいた流れのまま入社を決めた形で、当時は断るという選択肢を考えることはありませんでした。むしろ、教授の推薦を受けたことを光栄に思い、OECで自分の専門分野を活かせることに期待していました。
結果として、入社から現在に至るまで、多くの成長の機会をいただき、仕事を通じて充実感を得られていることに感謝しています。
Q.30年のキャリアのなかで、大きく成長できたと感じた経験
多様な技術者との協働が成長の土台に
技術者として大きく成長できたと感じるのは、多くの技術者と協力して業務に取り組んできた経験です。部署や専門分野、世代が異なるさまざまな技術者と共に働くことで、多様な視点や手法に触れることができ、技術的な知識だけでなく、業務の進め方やコミュニケーションの重要性を学ぶことができました。
また、技術的課題や業務の進行に関する壁に直面した際には、相談に乗ってくれる上司や先輩の存在が非常に心強く、それが私の成長に大きく寄与しました。一人では解決が難しい問題も、経験豊富な方々のアドバイスやサポートによって乗り越えることができ、その過程で自身のスキルと自信を育むことができたと思います。
こうした経験を重ねるなかで、技術者としての専門性だけでなく、チームで課題に向き合う姿勢や多様性を活かした業務の進め方への理解が深まりました。そして、それが私の技術者としての成長につながっていると強く感じています。
Q.施設土木職の醍醐味・やりがい
設計だけでなく、課題解決まで担う仕事
やりがいを感じるのは、プロジェクトリーダーとしてお客様の窓口を担い、多くの相談を受けながらその期待に応える瞬間です。特に、お客様から信頼され、頼られていると実感できる瞬間は、仕事への大きなモチベーションになっています。
また、お客様との対話や連携を通じて課題やニーズを共有し、その解決方法を模索していくプロセスそのものにも充実感があります。業務が完了した際に感謝の言葉をいただけることは、技術者としての誇りを実感できるひとときです。
単なる設計業務にとどまらず、お客様と直接関わりながら信頼関係を築き、課題を解決していける点が、このキャリアの醍醐味だと感じています。
Q.OECの30年の変化
時代の変化を取り込みながら、
進化し続ける組織
OECは企業理念のもと、時代や社会の変化に合わせて柔軟に対応し続けてきました。
私が入社した頃と比べると、働き方は大きく変わりました。ウェルビーイング経営の推進や多様なワーキングスタイルの導入など、社員の働きやすさと会社の持続性を重視した取り組みを強化しています。
また近年は、中期経営計画「ヴィジョナリーMAP2025」を基盤としたさまざまな施策が展開されており、これを起点に次なるビジネスコアを明確化し、パートナー企業を迎え入れるなど、新たな価値を創出する方向へと変化し続けています。
このように、外部環境の変化に適応しつつ、企業の内部体制も柔軟に変革を進めることで、時代とともに成長し続ける会社へと進化していると感じています。
Q.取締役執行役員支社長に就任したときの心境
責任の重みを受け止めながら、
新たな学びへ
取締役執行役員支社長に就任した際は、責任の重さとともに、それを全うするプレッシャーを感じました。この重要な役割を果たすためには、これまで培ってきた経験や知識に頼るだけでなく、固定観念にとらわれず視野を広げ、常に新しい知識やスキルを吸収していくことが不可欠だと感じています。変化する環境や新たな課題に柔軟に対応するため、今も自己研さんを続けています。
役員として特に大切にしているのは、「信念」「謙虚さ」「誠実さ」を持って行動することです。信念を持って意思決定を行い、謙虚な姿勢で周囲の声に耳を傾ける。そして誠実に社員やお客様、社会との関係を築くことが、責任を果たすうえで欠かせないと考えています。
STYLE 働き方について
Q.技術者が長く活躍できる環境づくり
一人ひとりを尊重し、
挑戦を支える組織でありたい
技術者が長く活躍し続けるために大切なのは、一人ひとりを尊重した働きやすい環境を整えることだと考えています。技術者それぞれの価値観や希望を理解し、それに寄り添った柔軟な働き方を実現するとともに、快適でストレスの少ない職場環境づくりにも取り組んでいます。心身ともに安心して仕事に向き合えることが、長く活躍するための土台になるからです。
また、技術者同士のつながりやコミュニティ形成を支援し、知識や経験を共有できる環境づくりも重視しています。互いに刺激を受けながら学び合うことで、技術者個人の成長が促されるだけでなく、組織全体の力も高まっていきます。
さらに、成果や貢献に応じて適切に評価される仕組みやインセンティブ制度の整備も、注力する取り組みの一つです。努力が正当に評価される環境があることで、技術者はより前向きに成長へ取り組めると考えています。
こうした取り組みを通じて、技術者が安心して挑戦を続けられる環境、そして一人ひとりがやりがいを持って力を発揮できる会社を目指しています。
FUTURE OECで描く未来とメッセージ
Q.取締役として目指すOECの姿
「働きがい」と「働きやすさ」を
両立できる会社へ
これからのOECでは、「働きがい」と「働きやすさ」の両立をさらに進めていきたいと考えています。社員一人ひとりが成長を実感できること。そして会社としても持続的に成長していけること。その両方を実現できる仕組みをつくっていきたいと思っています。
そこには、多くの才能が集まり、個々の力を最大限に発揮できる環境が必要です。さらに、グループ企業との連携を通じてより大きな力を生み出し、イノベーションを追求していくことも重要だと考えています。
社員が「この会社で働けることを誇りに思える」と感じられる企業であることはもちろん、お客様や社会からも信頼され続ける企業でありたいと思っています。
Q.学生・求職者へのメッセージ
社会を支える水インフラの未来を、
ともにつくる
社会インフラである上下水道の計画・設計・管理・運営に携わるコンサルティング業務は、人々の生活や社会の持続的な発展を支える、とても魅力のある仕事です。
現在、上下水道業界は「建設の時代」から「維持管理・更新・マネジメントの時代」へと移行しています。多様化する業務のなかで、幅広い専門技術や知識が求められるようになり、さまざまなキャリアや視点を持つ技術者と協働する重要性も高まっています。
そうした環境のなかで、チームワークやコミュニケーション力、論理的思考力を活かしながらプロジェクトを成功へ導く喜びは、この仕事ならではの大きな魅力です。
皆さんの才能や発想が、持続的な水インフラの発展に寄与し、未来を切り拓く力になります。OECには、社会に貢献しながら、充実したキャリアを築ける可能性が広がっています。ぜひ、この意義深い仕事に挑戦し、新たな価値を創造してください。