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仕事も家庭も。
ホンネで語る、OEC流の働き方

入社10年目で3児の父となったS.K.と、入社4年目で初めての育休を取得したK.Y.。
入社時期も職種も異なる2人のパパが、男性育休のリアルな体験談から、時差出勤・在宅勤務・時間単位有休を活用した両立の工夫、これからの10年の展望まで、本音で語り合いました。

  • S.K.

    2016年新卒入社

    水インフラ本部コンサルティング一部下水道設計課
    技術職(土木) / 東京勤務

  • K.Y.

    2021年新卒入社

    水インフラ本部コンサルティング三部システム一課
    技術職(情報システム) / 東京勤務

TALK 01 入社当時を振り返って

入社当時に思い描いていた技術者像や社会人としての姿は、今、叶えられていますか?

S.K.

実は、入社前に明確なビジョンやイメージは持っていませんでした。「何かしらで社会に貢献するのだろう」という程度で(笑)ただ、コンサルタントは激務だろうというマイナスのイメージはありました。
社長交代から4年経った頃に入社したのですが、そこから会社が大きく変革したと感じています。フリーデスクや在宅勤務が始まり、入社当時はなかった借上社宅制度や家賃手当ができるなど、福利厚生や職場環境が目まぐるしく充実していった10年間でした。
自身で描いていた将来像が薄かった分、入社前とのギャップは少ないのですが、よくなっていく会社と一緒に過ごしてきたという感覚があります。

K.Y.

私は、下水道の計画や設計の仕事に関わるんだろうなと思っていたところ、入社前にはよく知らなかった情報部門への配属だったんですが、結果としてデータの整備を通じて計画や設計を根元から支えるような仕事ができていて、お客様とも頻繁にやりとりをさせていただいていたり、自分のやった成果が活用されているのを実感したりと、楽しくやりがいをもって仕事ができているんじゃないかと思います。

「自分、成長したな」と実感した瞬間はどんなときでしたか?

S.K.

お客様との打合せは重要な仕事の一つですが、若い頃は直前になると不安でいっぱいでした。今では、先方からの質問や想定外の質問にも落ち着いて対応できるという自信があり、どのような打合せでも動じることはありません。そうした自分の変化に気づいたとき、「成長できたな」と実感しました。

K.Y.

入社したての頃は何でも上司や先輩に聞いていましたが、最近では自分なりに調べて仮説を立てて実行にうつしてみる、という形で仕事の進め方が大きく変わりました。トライアンドエラーを通じて得た経験は身に付きますし、別の業務にも活用できたりして、ちょっとずつ視野が広がっていったかなと思いますね。

TALK 02 男性育休のリアルな体験談

育休を取ろうと決めたのはいつ頃でしたか?また、実際の取得しやすさについて教えてください。

S.K.

私の場合は上に2人子どもがいて、妻も私も実家が遠くて親を頼ることが難しかったため、育休を取らざるを得なかったというのがありました。
会社で定期的に実施している上司との1on1で家庭の話もしていたので、育休の取得について上司から切り出してもらえたのは本当に大きかったと感じています。

K.Y.

私のところは第一子ですが、子どもと一緒にいたいという思いがあったので、育休は当初からとるつもりでした。ただ、同じ部署に育休経験のある男性社員がいなくて、当時まだ入社4年目だったということもあり、上司には若干言い出しにくかったんです。でも実際相談してみたら、「3ヶ月でも4ヶ月でもとって!」と全面応援していただけて、ありがたかったです。実際には繁忙期を避けて2ヶ月の育休を取りました。

Sさんは、上のお子さんが生まれた当時は、1on1もなかったと思います。当時と今で、会社としての育休取得に対する雰囲気に違いはありますか?

S.K.

当時はコロナ禍の全盛期で、対面でのコミュニケーションもありませんでした。育休を取っている人も少なく、長期間仕事を空ける発想もなかったため、1日だけ取得しました。
5、6年経った今では、育休を取る社員が多く、男性社員も100%取得しています。それだけ会社の中でも育休が身近になり、「子どもができたら育休の調整をする」ことがセットで考えられるようになっていると感じます。

育休中、仕事は完全に切り離せましたか?

S.K.

私が育休を取ったのが1月末の繁忙期だったため、なかなか調整が難しかったです。
自分がいないと回らない業務についてはやはり気にかけていて、仕事のメールを返したり、指示を出したりすることは実際にありました。少し時期が悪かったのだと思います。
育休中の育児や家事については、3人目なので慣れていて、上の子2人の送り迎えやミルクなど、できるところには積極的に関わりました。

K.Y.

私もSさんと同じで、完全に切り離すのはなかなか難しかったですね。3月の繁忙期を避けての育休だったものの、システム切り替えに関する問い合わせなどもあり、当時はまだ後輩もいなくて仕事をほかに振ることが難しかったので、家で電話対応をすることはありました。
一方で、育休自体はすごく楽しく貴重な経験でしたね。

育休から復帰して、仕事への向き合い方は変わりましたか?また、独身の頃との違いはありますか?

K.Y.

私たちの仕事は履行期限がありますが、逆に履行期限に間に合えばいいということで、そこで帳尻が合えばいいと割り切って、日々の仕事はずるずるとやらずに時間を区切って集中してやるようになりましたね。それと、後輩と仕事を共有して、自分ができない部分は後輩に依頼できる状況をつくるようになりました。

S.K.

我が家は妻からの提案で、決まった時間までに帰宅が間に合わないようなら存分に働き、時間までに帰れるなら育児と家事に取り組むというルールにしています。

育休明けの職場復帰の際、仕事についていくのは大変でしたか?

S.K.

育休自体が2週間程度であり、育休に入る前から準備をして、復職初日の段取りもしっかり組んでいたため、遅れを取っている感覚はありませんでした。納品のタイミングだったということもあります。
感覚としては少し長い週末のような感じでした。育休中はやるべきことが明確で、一日の内容が非常に濃いためあっという間でした。
育休中は子どもと一緒に就寝することが多く、気づいたら9時間寝ていたこともあって…(笑)そこは復帰した今もまだ切り替えられていない気がします。

K.Y.

年度末が明けてから2ヶ月の育休でしたが、その間の残作業が発生していて、職場復帰後しばらくはひたすらその対応に集中していましたね。

これから育休を取るかもしれない男性社員へ、アドバイスをお願いします!

S.K.

仕事の面では、事前調整が必須です。仕事がある程度属人化している場合は、業務の優先度やお客様対応の方針などをまとめておいた方が、残された人たちに迷惑がかかりません。後輩は「育休中の人に連絡してはいけない」と思い込んでいるケースもあるので、困ったり悩んだりしたときはいつでも連絡するように伝えていました。自分が抜けている間頑張ってくれているのだから、そういう点はしっかりと伝えておくべきです。
家庭の面でいうと、何人目の子どもかによっても変わるかもしれませんが、パートナーのためにも、取得できる環境なら率先して取った方がいいと思います。

K.Y.

男性社員の中には育休を「バケーション」と思っている人もいますが、育休は「休み」じゃないです。育休をどう過ごすかがその後の家庭の平和にかかわってきます(笑)。あと、上司にスムーズに育休の相談をするにも、ふだんからのコミュニケーションが重要だと思います。

TALK 03 共働きパパが向き合う、仕事と家庭の両立

「働くパパ」たちの、1日のスケジュールを教えてください。

S.K.

昨日を例に挙げると、帰宅したのが21時半頃でした。帰宅後はお風呂に入り、少し勉強して就寝しました。まだ0歳児がいるので夜中にミルクをあげる必要があり、今朝は4時に起きてミルクを飲ませました。その後も一眠りして、7時過ぎに電車に乗るというスケジュールです。
残業なしで帰宅する場合は19時頃に家に着くので、子どもたちをお風呂に入れ、長女の髪をドライヤーで乾かします。髪が長いと本当に重労働で…娘ができて初めて知った苦労かもしれません。そのうち髪を乾かさせてくれなくなる時期が来ると思うので、この時間を噛みしめたいと思っています。

K.Y.

6時に起きて、6時半に起きてくる子どものおむつを替えて食事をさせて、7時に家を出ています。夜は18時くらいに仕事を切り上げて、家に帰ったあとは子どもが寝るまでは携帯も見ずに子どもと向き合う時間ですね。22時頃子どもが寝てくれたら資格試験の勉強に取り組んで、日付が変わる頃に寝る、というのがルーティーンになっています。

OECの制度のなかで、仕事と家庭の両立に役立ったものはありますか?

S.K.

時差出勤制度・在宅勤務・時間単位有休の3つは、「三種の神器」として大いに活用していました。
子どもが小さいうちは体調が安定せず、「鼻水が出ている」「虫に刺されて腫れている」といった些細なことが毎日のように起こります。その都度病院に連れて行くとイレギュラーな動きになってしまうため、そういうときに本当に助けられました。時間をずらして遅めに出社したり、逆に早く出社してお迎えに間に合わせたりできるのは重宝しています。
また、通勤に1時間かかるため、妻と在宅勤務のシフトを組んでいます。在宅勤務の昼休みは家事を片付ける時間になるんです。お風呂を洗ったり、洗濯物を取り込んだり、夕食の準備をしたりと、この1時間があるかないかでは大きな違いがあります。時間単位有休も本当によく使っています。

K.Y.

確かに「三種の神器」ですね。特に時間単位有休は非常に助かってますね。実は今妻が二人目を妊娠中でつわりでつらいことがあるので、状況に応じて午後2時間、3時間、といった有休をとらせていただいています。時間単位有休がなければ上の子の面倒を見る人がいなくて困ってしまうところでした。

制度があったとしても、両立で苦労されているポイントはありますか?

K.Y.

やはり制度はあっても夫婦間の協力ありき、かなとは思いますね。妻は1日じゅう、日本語の通じない相手と向き合っているわけで、精神的にまいっちゃうときがあるんです。そういうときは1日休みをいただいて妻と向き合う時間を持つようにしています。

S.K.

正直なところ、完璧な両立は不可能ではないかと思っています。一応今は自分の足で立っていますが、自力というわけではなく、会社の制度や上司、後輩、そして妻に立たせてもらっている状態です。
なかでも妻には一番迷惑をかけてしまっているので、常に感謝を忘れないように心がけています。共働きだからこそ、思い切って時間やお金を使い、我慢はしないように意識していますね。

TALK 04 中堅社員として見据える、これからの10年

若手のうちにやっておけばよかったと思うことはありますか?

S.K.

入社当時は、とにかく早く仕事を進めることや、目の前のタスクを完了させることなど、もっとも効率的なやり方にばかり捉われていました。10年経って技術者としての立場になったとき、物事の見方をもう少し多面的にしておけばよかったと感じます。
私たちの仕事は最終的に成果品を出しますが、正解は1つか2つだと思います。しかし、そこで「本当にそうか?」と寄り道して考えることが、結果的に自分の知識になります。予備知識であってもそれがつながっていくので、寄り道をした方が成長スピードが早かったのではないかと思います。

K.Y.

私が入社時に指導していただいた方は、言葉づかいや仕事の進め方の指導がとても厳しかったですが、それは結果的に社会人としてのイロハをしっかり教えていただけたと思っています。
私の部署では上下水道事業に関するガイドラインや指針などに日常的に触れる機会があまりないのですが、実務上は必要になる場面も多いので、そういうものに関する知識を蓄えるという日々の努力を早いうちに習慣化できていればよかったなとは思いますね。

10年後の未来について、仕事や家庭でどのような姿を思い描いていますか?

S.K.

10年後の家庭の姿ですが、長女が16歳の高校生になっているので、もう口をきいてくれないかもしれません。真ん中が中学生、一番下が小学生です。そんななかで、「信頼できるのは妻だけだ」と思えるようになっていたらいいですね。業種は違えどお互いに働き続けていると思うので、仕事の愚痴を言い合える関係性でいたいです。

K.Y.

10年より少し手前の話になりますが、子どもが小学校に上がるタイミングで、「両親の仕事は何をしていますか」っていう授業があると思うんですよね。その時に胸を張って、こういう仕事をしているよ、こう役に立っているんだよ、と言えるような実績だったり技術だったりを備えておきたいなって思います。

TALK 05 未来の仲間へのメッセージ

OECで活躍できる人はどんなイメージですか?

S.K.

社内には本当に多様な人がいて、それぞれの役割で輝いている印象を受けます。コミュニケーションが得意な人、論理的な思考ができる人、細かい検討が得意な人など、さまざまな得意分野が集まっています。
誰かの短所が誰かの長所であり、お互いに助け合ってその都度最強のチームを組成できるので、特定の人だけが活躍できるという環境ではありません。

K.Y.

お客様と会話して、相手の言っていることを理解したり自分の言いたいことを論理的に説明できるとか、仕事を進める中でいろんな障害が出てきたときにも、落としどころを見つけられるように段取りがつけられる人は向いているんじゃないかと思います。先のことを考えて準備できる、というのも大切ですね。

就活生だった頃の自分にアドバイスするとしたら何を伝えますか?

S.K.

私は無鉄砲だったのかもしれませんが、自分の能力に見合っていると考えて就職活動をしていませんでした。今となっては自分の能力をある程度理解しているつもりですが、能力と業務の難しさとのギャップに悩む時期も正直ありましたし、現在も直面しているところです。
ただ、「それはそれとして幸せに暮らしているよ」と10年前の自分に伝えたいです。自分一人で仕事をするわけではありませんし、できないときは周囲が助けてくれる環境があるからこそ10年続いたのだと思います。OECを選べてよかったと感じています。

K.Y.

身だしなみに気を配って、謙虚な姿勢でのぞみましょう、ということかな。私は当時茶髪で面接官の第一印象はよくなかったみたいです(笑)。
それと、いわゆる業界研究をして、入ろうとしている会社を取り巻く今の社会情勢などを知っておくことも重要だったかなと思います。

最後に対談を読んでくれている方へ、メッセージをお願いします!

K.Y.

私たちの仕事は社会インフラの中でもかなり重要なポジションであり、日本で暮らす快適さを支える基盤だと思っているので、そういうことに関わることに意義を感じる志の高い人にはぜひ業界に入ってきていただきたいです。
入社早々にそのやりがいを感じられるかと言えば必ずしもそうではないかもしれませんが、そこでくじけないで、一つずつ積み重ねていって、いつかきれいに回収できるときがくると思うので、根気強く頑張ってほしいなと思います。

S.K.

多様な人が在籍し、仕事を続けていることを考えると、一人ひとりの個性や価値観も一つの魅力や武器として会社に受け入れられていると感じます。思い悩むのではなく、まずはチャレンジしてみてほしいです!