機械部門の仕事について

機械担当者の上下水道コンサルタント業務とは?

上下水道コンサルタントの職種5区分(土木・建築・機械・電気・情報システム)の中の、機械担当の役割と業務内容を列記します。

機器を組み合わせたシステムの計画

適用する機器の選定

世の中の何千とある機器から最も適当なものを選定します。

機器容量(能力)の選定

下水処理場等の流入下水量に合わせて決定します。

機器の配置

①新設の場合、機器の大きさ、維持管理スペースを考慮し、機器の設置する建物を建設します(機械担当から建築担当へ依頼)。
②既設の場合、現状の建物に入るように検討し、または建物の増設を行います。

機械システムが決定した後、図面、容量計算書、数量計算書、
特記仕様書を作成して顧客に納品し発注や施工の手助けを行います。

行政の要求する公共事業の優先順位を付け、住民の目線に合わせた
事業化や税金の公平公正で無駄のない活用を提供していきます。

ポンプ設備の設計 図

機械工学科が活かせるポイント!

上下水道と機械工学は関係無いと考える方もいると思いますが、機械工学で学んだ流体力学・熱力学等が活かせる業務が多々あります。

流体力学

水処理に欠かせないポンプ設備、送風機の各種検討・水理計算etc

熱力学

水処理の副産物である、汚泥の処理における汚泥乾燥施設、汚泥焼却施設の各種検討etc

この職種で働く先輩をご紹介!

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