電気・電子部門の仕事について

電気・電子担当者の上下水道コンサルタント業務とは?

上下水道コンサルタントの電気設備担当の役割と業務内容は、顧客の要望に添えるように与えられた条件(コスト、求める機能etc.)を満たすことのできるような電気設備の提案をすることです。

ポンプなどの始動方法や運転パターンの検討

適用する機器(配電盤や流量計)の選定、配置場所、配線ルートの検討

世の中の何千とある機器から最も適当なものを選定します。

監視システム(ネットワークを用いて機器状態を把握する)の検討

上下水道施設は公共の施設なので将来的な人口の動向や技術の進歩を考えながら設計をしています。 現在、新設から更新の時代になってきているとともに、電気設備は寿命が短いので各機器の更新の時期なども含めて、将来を見据えた設計を行っています。

ポンプ設備の設計 図

電気電子工学科が活かせるポイント!

上下水道施設の設備設計には、電気回路や電磁気学を始めとする様々な知識が必要になってきます。

電気回路:容量計算、受変電・自家発電設備の設計

電気磁気学:計装設備、負荷設備に対する知識

例に挙げた以外にも、電気電子工学で勉強してきた幅広い知識が活躍します。
電気というのは新しい技術が生まれやすい分野です。さらに、近年上下水道施設において、水力発電、太陽光発電、バイオマス発電等の発電設備の計画や新技術を導入する業務が増えてきています。そのため、上下水道コンサルタントとして関連分野について常に情報を収集しておくことが重要です。

この職種で働く先輩をご紹介!

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