
衝撃弾性波法とは、コンクリート表面を鋼球で叩いて衝撃を与えると、 |
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また、弾性波は、物性の違う2層が存在するとき、境界面で必ず反射する。反射する割合は、弾性波が伝わる能力を表す音響インピーダンスZ(N・S/m3)に依存し、反射率は次式のようになる。
コンクリート、水、空気のZの値を求めると、
従って、コンクリートと水またはコンクリートと空気の反射率は以下のようになる。
・コンクリートと水の反射率R1は、
よって、R1は約72%反射する。
・コンクリートと空気の反射率R2は、
よって、R2は約100%で反射する。
従って、コンクリートと空気の反射率は、ほぼ100%で全反射すると仮定できる。