新潟県新発田市の、し尿等下水道投入施設「新発田クリーンアップ いなほ」が平成26年3月下旬からの実負荷運転を終え、4月26日に竣工お披露目会が執り行われ、二階堂新発田市長から当社に感謝状が授与されました。 新発田市は、月岡温泉のある月岡処理区を除き流域公共下水道に接続し、汚水の処理をしています。そのため、処理場施設ではなく管路施設に直接し尿等を投入するという、新潟県でも初めてのし尿等投入施設となりました。受け入れるし尿・汚泥は前処理のスクリーンによりきょう雑物を処理し、地下水で約20倍に希釈した後、ポンプにより下水道汚水幹線まで圧送します。 今回本稼働したし尿等下水道投入施設は、広域事務組合が運営する「新発田衛生センター」と「中部衛生センター」の2つのし尿処理場が、老朽化に伴い平成25年度末に廃止されることが決定されていたことから計画されました。当社は、平成23年度に基本設計および詳細設計を、平成24〜25年度に機械・電気設備の施工監理業務を担当しました。 今後、全国的にも、し尿処理施設の老朽化・廃止等によりし尿の下水道施設への受入れが予測されますが、本施設はその先駆けとなるものです。
・管 理 者：新潟県新発田市 ・敷地面積：12,776 m² ・処理能力：95 キロリットル/日 ・処理方法：前処理下水道放流方式 ・総事業費：1,692百万円 ・設 計：オリジナル設計株式会社 ・施工管理：オリジナル設計株式会社 （一財）新潟県建設技術センター
新潟県新発田市の、し尿等下水道投入施設「新発田クリーンアップ いなほ」が平成26年3月下旬からの実負荷運転を終え、4月26日に竣工お披露目会が執り行われ、二階堂新発田市長から当社に感謝状が授与されました。